柔らかく、女性らしい自然な造形を作る

ヒアルロン酸注射は、注入する部位やお悩み改善のための適性によって最適な種類を選ぶことが大切で、同じ技術を持っていても製剤選びで大きく仕上がりが変わってきます。
美容ヒアルロン酸の権威であるアラガン社の製品では［ボリューマXC］が非常に優秀で著名ですが、そのボリューマと同じくジュビダームビスタシリーズとして開発され、2018年6月に厚生労働省の承認を得たのがこの［ボリフトXC］です。
ボリューマに比べて非常に柔らかさがあり、肌なじみの良さから細かなシワや法令線、マリオネットラインなどを自然な仕上がりで改善できます。
改善したいお悩みによって使い分けることで、より理想に近い造形を手に入れることができます。

ヒアルロン酸注入の効果

アラガン社製ジュビダームシリーズの中でも新しい製剤であるボリフトは、同社のボリューマXCと同じくVYCROSS(バイクロス)という最新の技術で製造されています。
ボリフトは顔のしわや溝の修正を主な目的といたします。従来のHYLACROSS製剤と比べて、より滑らかな製剤となります。
もちろん安全性も高く、アレルギー症状が出ることもほとんどありません。

VYCROSSR技術で実現したボリフトの特性

ボリフトXCは、アラガン社独自のVYCROSSR技術により製造されました。
この技術は高分子量と低分子量のヒアルロン酸を混合することで架橋効率が向上し、従来の技術（HYLACROSS）で製造されたヒアルロン酸注入材に比べて網目構造がより密になっています。
これにより適切なリフト力と長期持続性が得られ、さらには水分を吸収しにくくなる「低吸水性」も実現しました。

❶長期持続性
新技術により注入後の分解吸収が緩徐に進むため、これまでの他のヒアルロン酸よりも長期間にわたり効果を維持することができます。

❷低吸水性
同社のウルトラやウルトラプラスに比べて強固に架橋されており、密な網目構造のヒアルロン酸ネットワークにより水分を取り込みにくく、膨潤しにくくなっています。

❸リフト力・成型性
適度な弾性と凝集性の面で非常に優れています。 思い描くラインの成形を実現しやすく、さらに注入後の変形が起こりにくいという利点があります。

❹組織親和性
ヒアルロン酸ゲルがより組織に馴染みやすいという結果が出ており、個人の表情に合わせた自然な仕上がりが期待できるということになります。