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二の腕の脂肪溶解注射の注入量は何cc?脂肪量・薬剤・回数の目安を解説

脂肪溶解注射二の腕ダイエット症例

2026.05.27

脂肪溶解注射は、1ccあたりの価格設定がされていることが多く、二の腕の脂肪溶解注射を検討する際に「何ccくらい打つのがいいのか」「何回受ければ変化を感じられるのか」というのが気になる点ではないでしょうか。
二の腕は、顔などと比較すると範囲が広く、脂肪の厚みや目指す仕上がりによって、必要な注入量が変わります。二の腕の脂肪溶解注射の注入量の目安や、脂肪量別の回数や薬剤ごとの違い、症例、ダウンタイムについて解説します。

この記事で分かること(要約)

  • 二の腕の脂肪溶解注射は、片腕・両腕にどのくらいの量を打てばよいのか
  • 脂肪が少ない場合・標準的な場合・多い場合で、注入量や回数がどう変わるのか
  • FatX core、BNLS、ミケランジェロなど、薬剤ごとの特徴やダウンタイムの違い
  • 結婚式や旅行、夏の予定に合わせて受ける場合、いつ頃相談すべきか

二の腕への脂肪溶解注射の注入量はどうやって決まる?

脂肪溶解注射は、脂肪を溶解する成分の薬剤を皮下脂肪に直接注入し、尿や便とともに体外へ排出させる治療です。

二の腕の脂肪溶解注射において、最適な注入量や回数は一人ひとり異なります。主に以下の4つの要素を医師が診察し、適切な量を決定します。

脂肪の厚み:脂肪が厚いほど、薬剤を十分な量、注入する必要があります。

改善したい範囲:二の腕の一部だけが気になる場合は、範囲を絞って少量から検討できることがあります。一方で、二の腕の後ろ側・外側・付け根付近まで広く気になる場合は、片腕でも一定量が必要になることがあります。

目指す細さ:「少しスッキリさせたい」のか「モデルのように細くしたい」のか、目標とするゴールによって必要な薬剤の量は変わります。

薬剤の種類:脂肪溶解注射に使用する薬剤には、いくつかの種類があります。脂肪を溶かす力が強い薬剤は少量でも効果が出やすい一方、マイルドな薬剤は多めの量を複数回打つことで効果を発揮します。

また、「何cc打つか」だけでなく、どこに、どの深さで、どのように分けて注入するかも重要になります。

注入量が多くなるほど、腫れや痛み、内出血などの症状が出やすくなる場合もありますので、無理のない注入量と薬剤を選ぶことが大切です。

脂肪のボリューム別にみる二の腕脂肪溶解注射の注入量の目安

二の腕は、顔(頬や顎下)に比べると面積が広いため、ある程度の注入量が必要になり、片腕あたり5cc〜10cc程度を注入するのが一般的です。左右のバランスを整えながら施術を行うため、両腕合計では10cc〜20ccが1回あたりの標準的な量となります。

脂肪が少ない場合の注入量と回数

  • 1回あたりの量:両腕で10cc〜20cc
  • 推奨回数:1回〜3回

もともと細身で、ラインを少し整えたいという方は、少ない回数でも満足のいく結果が得られやすいでしょう。

脂肪量が標準的な場合の注入量と回数

  • 1回あたりの量:両腕で15cc〜25cc
  • 推奨回数:1回〜3回

脂肪量が標準的なケースです。数回繰り返すことで脂肪へのアプローチを重ね、見た目の変化を実感しやすくなります。

脂肪量が多い場合の注入量と回数

  • 1回あたりの量:両腕で20cc〜40cc
  • 推奨回数:3回程度

脂肪に厚みがある場合は、1回の量を増やすよりも、回数を分けて適切な量を打つほうが、皮膚のたるみを防ぎながらサイズダウンしやすくなります。

ただし、これらはあくまで目安であり、個人差もあることを理解しておきましょう。

脂肪溶解注射の効果はどのくらいで実感できる?

注射を打ったらすぐに細くなるわけではなく、脂肪が排出されるまでには一定の時間が必要です。

注入された薬剤が脂肪細胞を分解し、それが体外へ排出されるまでには、通常2週間から4週間ほどかかります。

1回だけの施術では、劇的なサイズダウンを期待するのは難しいですが、1回でも脂肪が柔らかくなったり、むくみが取れてすっきり見えたりする変化は期待できます。ダウンタイムや反応を確認してから継続を決めるのも一つの方法です。

薬剤の種類で注入量は変わる?

脂肪溶解注射には複数の薬剤があり、薬剤によって特徴やダウンタイムの出方が異なります。当院エスビューティークリニックでも、FatX core、BNLSアルティメット/BNLSneo、ミケランジェロ、リポリティックプラスなど、複数の脂肪溶解注射を取り扱っています。

FatX coreの特徴・注入量

特徴:FatX core(ファットエックスコア)は、脂肪細胞を破壊する効果が高いデオキシコール酸に加え、腫れや痛みを抑えるNAIS complexという成分により、従来品のFatXの効果は維持しながら、腫れや痛みを大きく軽減させた薬剤です。

注入量: 脂肪細胞除去の効果が高く、少ない回数で効果を実感しやすいのがメリットです。

BNLSシリーズの特徴・注入量

特徴:BNLS(ビーエヌエルエス)は、植物由来成分を主成分とした、日本でポピュラーな脂肪溶解注射の一つです。シリーズ最新の「BNLSアルティメット」は、脂肪燃焼・脂肪分解効果をより高めています。痛みや腫れが少なく、ダウンタイムはほとんどありません。

注入量:二の腕にはある程度の量を数回に分けて打つのが一般的です。

ミケランジェロの特徴・注入量

特徴:ミケランジェロは、フォスファチジルコリンとデオキシコール酸Naを主成分とし、L-カルニチンなどの燃焼成分を配合した薬剤です。脂肪溶解に加えて、代謝を促す効果も期待できます。

注入量: ボディに使われることが多く、二の腕にもしっかりと量を注入する方法に適しています。

リポリティックプラスの特徴・注入量

特徴:リポリティックプラスは、従来の脂肪溶解注射に脂肪燃焼をサポートする成分を加えた薬剤です。 特に二の腕のような、セルライトが混在しやすい部位の脂肪に適しています。

注入量:有効成分を高濃度で配合しており、少ない回数でも効果を実感しやすいのがメリットです。

二の腕への脂肪溶解注射の症例紹介

実際の変化について、当院での症例写真をご紹介します。※効果の現れ方には個人差があります。

症例1

1回の施術で、脂肪が減り引き締まった変化が確認できます。

施術内容FatX core(脂肪溶解注射)二の腕 計28cc(左右各14cc)1回 ※使用薬剤はLINE Fit(製造中止)ですが、同成分・同濃度(デオキシコール酸1%)のFatX coreが現在の対応薬剤です。
治療回数1回 ※写真下段は85日後
料金FatX core:1cc 初回¥6,980+税、2回目以降¥9,480+税 マイクロカニューレ¥3,000+税
リスク・副作用注射数分後〜強い痛みを生じる可能性あり(多くは10分以内に軽減、長くても2〜3時間)。1〜2週間ほど腫れる可能性あり。1ヶ月程度のしびれ感・違和感の可能性あり。

症例2

FatXと本気セルトーンを組み合わせた治療で、二の腕が大幅に細くなっています。

施術内容・FatX(脂肪溶解注射)二の腕 計48cc(5回) ・本気セルトーン 7回
治療回数FatX 5回、本気セルトーン 7回  ※写真下段は初回から793日(約2年2ヶ月)後
料金FatX:1cc 初回¥6,980+税、2回目以降¥9,480+税、マイクロカニューレ¥3,000+税 本気セルトーン:初回¥11,760+税、1回¥15,680+税、6回コース¥79,680+税
リスク・副作用FatX:注射数分後〜強い痛みを生じる可能性あり(多くは10分以内に軽減)。1〜2週間ほど腫れる可能性あり(長い場合3週間)。1ヶ月程度のしびれ感・違和感の可能性あり。内出血の可能性あり。いずれも一時的です。 本気セルトーン:セルライトの程度により、痛みや内出血の可能性あり。内出血は時間経過とともに消失します。

二の腕の脂肪溶解注射のダウンタイムと注意点

二の腕の脂肪溶解注射では、施術後に以下のような症状が出ることがあります。二の腕は洋服などで隠しやすい部位ですが、腕をよく使う仕事、運動、撮影、イベントなどの予定がある方は、事前に医師へ相談するとよいでしょう。

施術後に起こりやすい症状

腫れ・むくみ:注入直後から数日間は、薬剤の水分によって二の腕が太くなったように感じることがあります。

内出血:注射針や腫れによる内出血が出ることがありますが、しばらくすると自然に消えていきます。

筋肉痛のような痛み:脂肪が分解される過程で、数日間鈍痛を感じることがあります。

注入量とダウンタイム

一般的に、注入量が多くなるほど、直後の腫れや重だるさは強く出やすくなります。 一定量ずつ数回に分けて注入していくことでダウンタイムを抑えたり、ダウンタイムを抑えやすい薬剤を選択したりすることで対応可能です。

二の腕の脂肪溶解注射に関するよくある質問

最後に、二の腕の脂肪溶解注射に関して患者様からよくいただく質問にお答えします。

Q. 二の腕の脂肪溶解注射は、左右同じ量を打つものですか?

A. 必ずしも左右同じ量を打つとは限りません。
二の腕は、左右で脂肪のつき方や太さが異なることがあります。そのため、医師が左右のバランスを見ながら、注入量や注入位置を変えることがあります。単純に同じ量を注入するのではなく、仕上がりのバランスを考えて調整します。

Q. 二の腕が太い場合、脂肪溶解注射だけで十分ですか?

A. もともとの脂肪量や希望する仕上がりによって異なります。
脂肪溶解注射は「部分痩せ」には最適ですが、広範囲に大量の脂肪がある場合や、より大きな変化を希望する場合は、別の施術が向いていることもあります。診察では、脂肪の量だけでなく、たるみや皮膚の状態なども確認しますので、医師と相談のうえ、検討することをおすすめします。

Q. 結婚式・旅行・夏の予定がある場合、どのくらい前までに受けるべきですか?

A. 最低でも1ヶ月から2ヶ月前には開始することをおすすめします。

脂肪溶解注射は、希望する変化によっては複数回の施術と一定の期間が必要になることもあります。また、施術後に腫れや内出血が出ることがあります。結婚式、旅行、撮影、夏のイベントに向けて施術を考えている場合は、予定日を伝えたうえで、薬剤やスケジュールを医師に相談しましょう。

Q. 二の腕の脂肪溶解注射後、運動やマッサージはしてよいですか?

A. 施術直後は、激しい運動や強いマッサージを避けるよう指示されることがあります。
腫れや痛み、内出血がある間は、無理に腕を動かしたり、強く揉んだりしないことが大切です。再開時期は、使用する薬剤や施術後の状態によって異なるため、医師の指示に従ってください。

まとめ: 二の腕の脂肪溶解注射は脂肪量と目指すゴールによって決める

二の腕への脂肪溶解注射は、実際にはそれぞれの方の脂肪量と理想のゴールによって決まります。また、単に量を増やすだけでなく、どこに、どの薬剤を、どの程度注入するかを見極めることが、理想の結果を得るために大切になります。

東京・渋谷にあり、多くの患者様にご来院いただいている当院エスビューティークリニックでは、FatX core、BNLS、ミケランジェロ、リポリティックプラスなど複数の脂肪溶解注射を取り扱っています。二の腕の状態や希望、ダウンタイムへの不安に応じて、薬剤や注入量をご提案できます。

「夏前に二の腕をすっきり見せたい」「自分に合った施術を選びたい」という方は、お気軽にご相談ください。

参考文献

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  1. Efficacy, safety, and potential industry bias in using deoxycholic acid for submental fat reduction: A systematic review and meta-analysis. PMC10570630.
    https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10570630/

この記事を監修したドクター

⼭本 祐未 S Beauty Clinic 院⻑

資格‧所属:⽇本美容外科学会会員∕ボトックスビスタ認定医/
ジュビダームビスタ認定医

専⾨分野:美容皮膚科

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